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新素材 EPP(S-FLEX)
 


FADE SURF BOARD SHAPER
Mr.WES オオシロ Hawaii工場にて

原材料である発砲ポリプロピレンは、溶融温度160℃前後で生産は多少難しい。しかし、素材の性質上、反発弾性が有り、グラスコーティング後のデッキは、
半永久的と言っても良いくらいへこまない。

ラミネートは通常のポリエステル樹脂で巻く事ができ、一般的には30倍発泡を用いる、45倍発泡のフォームは羽のように軽くしなやかである。EPP(S-FLEX)は160℃耐熱性があり、そのうえ耐油、耐薬品性にも優れる。焼却処理も容易である。緩衝性が優れているので、自動車のバンパー等にも使われている。

シェープの際、EPP素材は弾力性があり、一般のプレーナーでシェイプすると、EPPビーズがむしり取られやすいので、EPP素材のシェイプ等に使用している特殊なプレーナーバレルを使用する事をお勧めします。
プレーナーバレルの購入方法はメニューのPlaner Barrelをご覧ください。

従来のEPSとの違い
EPS(ビーズ発泡ポリスチレン)
原材料である発砲ポリスチレンは、溶融温度90℃前後で生産は比較的容易い。
近年、高圧縮のフォームもできてはいるが、素材の性質上デッキはへこみ、そのへこみが戻らない。EPSフォームはスチレンモノマー(ポリエステル樹脂)に溶けてしまう為ラミネートはエポキシ樹脂の様な無溶剤型のみの上、発砲ポリスチレンは、熱に弱く(車の中、飛行機の貨物室の中は100℃を超えることも有る)硬くもろい。
ウレタンフォーム  EPP(S-FLEX) 従来のウレタンフォームとEPPの反発弾性比較


1年間ほぼ同じ回数テスト使用したものです。フットマークがほとんど無いと思います。EPPの写真中央部に凹みがあります。これはストリンガーの周りがへこんだもので木材に反発弾性があまり無い為おこります。
内部ではガラスクロスに染み込んだ樹脂にクラックが入りウレタンフォームは反発弾性が無いためそのまま凹んでしまいます。EPPも同じくクラックはおこりますがフォームにかなり反発弾性があるのでほぼ戻ります。